2009年12月
2009年12月10日
どうも、トモンチョです。
前回の続きになります。
ドラクエ風RPGという先入観から抜け切れなかったファミコン時代からは、ついに独創的なアイデアというのは生まれてきませんでした。(容量の問題もありますが)それだけドラクエの与えたインパクトが大きかったのです。
ドラクエの影響を受けながらも超人気シリーズに成長したファイナルファンタジーは、固められたRPGのお約束事の中に独自の路線を見出し成功しました。
大ヒット作には、必ず何か新鮮なモノが感じられるものです。
しかし、それは実は「完全に新しいモノ」である必要はなく、そう感じさせる事が重用なのですね。
ちょっと堅い話になってますが、続けます。
料理に例えて説明しますと、使用されてる調味料なんかはどこのお店も似たようなものですが、ひいきのラーメン屋さんに通うのは他店にはない魅力を感じているからに他なりません。
そう、個性を出すのに未知の調味料を使う必要なんてないんです。(ともんちょ料理は普通の調味料を使っても未知の味になってしまいますが)
創作に関わる全てのモノを商業ベースで考えようとすると、大抵
「ありきたりではない、刺激のあるものを求む!」
みたいな事を言われますが、コレは実は結構危険な罠で、コレにハマると「お約束事」と「ありきたり」をはき違えてしまい、奇をてらう事が新鮮味と勘違いしてしまいがちです。
「社長!人生ゲームとRPGを足してみたら新しくないですか!?」
「おっ、確かにそりゃ聞いたことないな。他に真似される前にウチが出しちゃえ!」
誰もやっていないジャンルとは、まだ誰も気がついてないか、やるまでもないかのどちらかです。
ラーメン屋のお品書きにソースラーメンなるものがあったら「なんだこりゃ!?」とは思いますが、「美味そう!コレください!」とは中々ならないでしょう。
RPG人生ゲームとは、ソースラーメンを飛び越えニョクマムラーメンの域に達してますが、未知の素材を使ったにも関わらずラーメンであろうとした事が全てを物語っていました。
ゲームでいうRPGというジャンルは、フィールドマップを移動してる最中に敵と遭遇して戦闘を行うタイプがほとんどですが、当然ながら人生ゲームではそれがありません。
その変わりに、ドラクエで敵と遭遇するのと同じ要領でしょっちゅうイベントが起きます。
これがRPGでいうところの戦闘にあたるわけなのですが、RPG=戦闘があるもの という固定観念に囚われてる以上は、人生ゲームという新しい要素をいくら盛り込んだところで全てが無意味になってしまいます。
そして、このイベントが結構電波です。
「あ!そらに1ばんぼしがみえる!…けどこんなことでついてるとはおもえないよね」
→はい いいえ
街を徘徊していたら、突然こんな選択を突きつけられました。
さすが漫画家を夢見る少女トモンチ、メルヘンですねえ。
そのまま同意すると、運の値がダウンしました。
なんだそりゃあ!?否定してほしかったんかい!!
「どうせあたしなんてこうだもの…駄目だよね」
「うん、もう少し努力してみようか」
「酷い!あたしだって頑張ってるんだからぁ!」
みたいなウザ女ですかぁ、トモンチは…
数歩あるくたびにこういったイベントは発生し、どうやらこの選択で能力値の上下が決まるようです。
「ちょっとかたがこってるから たいそうでもしてからだをほぐそうか? でもいそいでるからやっぱりやめておこうかな?」
→はい いいえ
漫画家志望の少女トモンチは、普通に道を歩いてる時に突然体操をしたくなる子のようです。ちょっと困ったちゃんですね。
しかも体操をするかしないか迷う理由は、周りの目があるからとかではなく、たんに急いでるからというだけ。
ほっといたら電信柱にロッククライミングの練習とかいって登りかねません。なんて活発的な子なのでしょう。
「こわいおにいさんにけんかをうられました じょうだんをいってにげますか?」
→はい いいえ
珍しくRPG風な戦闘(?)コマンドです。
ううむ、しつこく言い寄ってくる男、とかじゃなくてどうやらガチバトルのようですね。
女の子が男から喧嘩を売られるって一体どんだけ…
冗談を言って逃げるか否か、の一択しかないのが少女トモンチの性格を表してそうです。
ナンパがらみでしつこく言い寄られる女の子ならわかりますが、ストリートファイトを挑まれる漫画家志望の女の子って、恐らく激レアだと思います。
途中、ゲーセンがあったので立ち寄っていきました。
喧嘩の気晴らしにちょっと遊んでいきましょう。
こういう感情移入できるイベントは大事ですね。
シューティングコース 1000円
アクションコース 5000円
キャッチゲームコース 10000円
た、たけェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!
なんという気軽に遊べないゲーセン! 1万円のUFOキャッチャーなんて危険すぎるわッ!! 全然気晴らしできないぞ!!
女子高生がキャッキャッ言いながら遊んでる姿が想像できたのですが、このゲーセンにいたっては金持ち風な老紳士やVIPな方しかいないようです。トンデモナイところに入ってしまいました。
きっとプリクラとかも超豪華仕様で高いんだろうな。額縁に入ってくるとか?
しかし何もせず退店するのも気が引けたので、やむを得ず一番安いシューティングゲーム(それでも千円)を遊んで帰る事にしました。
コントローラーでけェェェェェェェェェェェェェェ!!!!
うーん、さすがVIP仕様…
気分はガンダムだぜ!
「トモンチ、出ます!(退店的な意味で)」
「ここは あなたのいえです」
と、見知らぬ他人に言われて初めて我が家に気づいた少女トモンチ。
ここが わたしのいえです。
かなり頭の弱い天然っ娘トモンチ。
ストリートファイトによるパンチドランカー症状によるものでしょうか。
一息ついてふと少女トモンチは思いました。
アレ?このゲームの目的ってなんだっけ…
い、いや、これはパンチドランカー関係ないぞ。
漫画家らしい事何一つしてないからなー。
というわけで、次回はいよいよ漫画家編スタートです! そして最後です!
つづく